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まるで光の鳥 南極オーロラの輝き、あと1カ月で見納め - 朝日新聞デジタル

 極寒の季節が過ぎた南極・昭和基地はここ2週間、星が瞬く夜空にオーロラが輝く日が多い。太陽が出る時間も日に日に長くなり、見られるのはあと1カ月ほどだ。逃すまいと、真夜中もカメラを構える61次観測隊員たちもいる。

 オーロラは気まぐれだ。ぼんやり漂う薄緑の光が突然、輝きを増し、天頂に駆け上がる。「来た来た!」。風になびくカーテンのように、ピンクの裾をひらめかせて激しく動き回る。雪に覆われた世界が一瞬、少し明るくなる。そんな瞬間に出会えるわずかなチャンスが、24日に訪れた。

 オーロラは地球の磁力と大気、太陽が織りなす現象で、約11年周期の太陽活動は今、低い時期だ。出ても雲が厚いと地上から見られない。「見事な光が見えてラッキー」と観測する山本貴士さん(48)。光学観測は、白夜が近づく来月半ば過ぎで終わる。「シーズン終盤がダイナミックと聞いていたので期待したい」(昭和基地=中山由美)

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